経験談の暗い話、誰かに届くかな
6年前になりますか…
母が急に仕事を辞め、ケータイの連絡先を全消去。狂ったようにペンを持ち、意味のわからないことを言って、時には苦しんだり。
病院は、本人が嫌だというので見送りにしていたので確信はないですが、ノイローゼか統合失調症の部類かと思われます。
この時わたしはフリーターで、仕事をして帰ると発狂した母、自殺観念もあった母。
付き合いの飲み会で楽しんでいると、急に電話が来て「早く帰ってこないと大変だから」と。
特に大変なことはないのですが、謎の強迫観念があったようです。
数ヶ月ほど母はこの苦痛に耐えて、今では病気をしながらも仕事をバリバリしています。
母が復帰したと同時に、わたしがうつになりました。
何ヶ月も、毎日毎日、寝る前はふと涙が出ました。
ダメな自分をキツく否定するもう一人の自分の声がしたり、外に出れば赤の他人が自分を見て嘲笑っているんじゃないか…
仕事ではとりわけミスをしたわけでもないのに、存在するだけで迷惑なんだ、邪魔なんだ。
今思えば、ひどい被害妄想ですが、実際にこういう風に思ってしまう自分がいました。
心のつらさを軽減するために、自分の左腕を強く引っ掻いたり、爪を立てたりして肉体的な痛みで生を感じていました。
今もそのけはありますが、流血はしません。でもこの当時はかさぶたも作っていて、本当に危ない状態だったのかもしれません。
数ヶ月そんな生活をしながら、気づいたら心がつらいという気持ちは無くなっていました。
とてもラッキーでしたが、代わりにストレス耐性がなくなってしまいました。
仕事が忙しい、職場関係がうまくいかない、などがあるとすぐにストレス性胃腸炎になっていて、毎月毎月まともにご飯が食べれず、数ヶ月で5〜10キロほど体重は落ちました。
それからは、体調の悪さが悪化していきました。列挙してみます。
発熱、微熱、頭痛、胃痛、吐き気、倦怠感、疲れやすい、体が重い、めまい、立ちくらみ、耳詰まり、耳が聞こえづらい、神経過敏(家の電気でさえ眩しい、家電の音がうるさく感じる)、首肩の凝り、寒気、冷や汗、脂汗、手足の冷え(夏でも寒く感じたり)、気分の落ち込み、不安感、劣等感、人が怖い
最後の方は気分障害ですが、何ヶ月も何ヶ月も、毎日毎日これらの5個以上はありました。
血液検査。一般的なものから、アレルギー、リウマチ、甲状腺…全部陰性。突発性難聴でもなく(なりかけとは言われました)、メニエル病でもなく。
全く原因がわからず…
つらすぎて、車道に飛び込もうと何度も思いました。
症状ももう慣れてきて、受け入れていこうと思っても、だんだん悪化するばかり。母にも否定されたり、自分の体調のつらさをわかってもらえる人がいないこともとてもつらかったです。
それでも耐えて耐えて、ズルズルと今まで過ごしてきましたが、現在は比較的元気にやっています。
もし同じ経験をしている方がいたら、ぜひ共有しましょう!
自分よりつらい人がいる、他の人のが頑張っている。ではなく、自分が頑張っているんですよね!
負けそうになっている誰かに届けばいいなと思ってこの記事を書きました。
それではでは。