傷病者か健常者か?
今日は「気持ちの問題」について書いてみようと思います。
3年ほど病気がちで、完治もせず悪化する一途をたどっていた私ですが、心療内科に通うようになって「精神疾患持ち」となりました。
精神疾患は、病気だと思っています。
症状がひどく、生活が困難な方は精神病で障害者手帳を持っていたり障害者年金をもらっていたりもします。
これは医療機関が正式に診断して、国がそうだと認めてくれる「制度」です。
私は手帳も年金ももらう診断をされていませんが、その「制度」ではなく私の気持ちをまとめてみます。
自分が病気だということは認めています。
お薬も処方されているし、発作も起きるし、日常生活が精いっぱいのときもあります。
でも「病気だから仕事ができない」「病気だから家事ができない」「病気だから遊びに行けない」と思いたくないのです。
自分を追い詰めるようですが、まるで言い訳をしているように自分が思ってしまうのです。
病気だから支障があるだけで、できないことはないのではないか?
病気で制限されているだけで、少しばかり遊ぶことだってできるんじゃないか?
そう言い聞かせています。
体調が安定せず「つらい」と思うことはたくさんありますが、仕事も遊びもとても楽しく感じます。それを病気のせいで…と理由にして行わないのは甘えだ!と思ってしまいます。
ですが…
本心では、深層心理では、無意識の中では、「もう限界だよ」と悲鳴を上げているかもしれません。
精神疾患に限らず、風邪やインフルエンザも、安静にしていれば治るように、私のような症状も、安静にしたり休養を取ったりすれば体調も安定するものではないかと思っています。
事実、具合が悪い日が続いているので、もしかしたらそれかもしれません。
結論を言ってしまえば、自分でしかわからないことで自分で判断できるものであることは自明ですが、私自身の中のこのジレンマを解消しない限りは、気持ちの面での緊張感はきっと取れないんでしょうね…。
落としどころがなく申し訳ありませんが、自分で思ったことや感じたことは自分すべてだと思います。「病気だから〇〇がつらい」というのも「言い訳にしたくない」というのも、私自身の答えなんだと思います。
そして、人は毎日思うこと感じることは違います。
それは間違ったことではない、ということを書き記して、今日の記事を終えたいと思います。
明日もよい一日を…